通夜、葬儀・告別式を行わず、ご遺体を安置して出棺し火葬のみを行うのが火葬式・直葬です。火葬式・直葬は最も簡略化された葬儀であり、葬儀費用が安く、葬儀時間も短いのが特徴的です。

コロナ禍において最近は、「できるだけ短時間で葬儀を行いたい」「少人数で葬儀を済ませたい」などの要望が増加。要望に沿った葬儀として、横浜市では火葬式・直葬が多くの場所で選ばれています。

尚、火葬は、法律上、ご逝去後２４時間経過していない場合には執り行うことはできません。火葬式・直葬を行う場合は、火葬場の空き状況や遺族の都合などを考慮し、日程を決定するものとなります。

火葬式・直葬の一般的な葬儀費用相場は、15万～20万円程度です。

そして、消費者協会「第11回葬儀に関するアンケート調査報告書」2017年調べによると、東京、神奈川、埼玉の葬儀の平均費用は186万円、全国平均は195万7千円となっています。

また、一般葬の葬儀費用相場は100万円～200万円程度、一日葬の葬儀費用相場は40万円～60万円程度です。

データを見ると分かるように、直葬の葬儀費用は全国平均や他の葬儀形式よりも安くなっています。

しかし、葬儀費用は、選ぶ葬儀場や葬儀社によっても大きく異なるため、実際には15万円～20万円より安くなることも高くなることもあります。葬儀場や葬儀社を選ぶ際はこちらを参考にし、数社を比較検討しながら選んでいくとよいでしょう。

火葬式・直葬の葬儀費用相場……15万～20万円程度

地域別に見た葬儀費用相場

3-1.臨終

葬儀社に連絡を入れ、ご遺体を迎えにきてもらいます。病院で亡くなった場合は、病院から葬儀社を紹介されるケースもあります。しかし、病院紹介の葬儀社は、費用が高額なるケースもあるため、注意が必要です。納得のいく葬儀にするためにも、遺族の意志で葬儀社を慎重に選ぶことが大切です。

3-2.安置

火葬の日程までは自宅や安置所でご遺体を安置するのが一般的です。横浜市を含む大都市圏の火葬場は、近年混雑傾向にあります。混雑状況によっては、数日間ご遺体を安置するといったケースもあります。

3-3.葬儀社との打ち合わせ

ご遺体の安置が終わると、葬儀社と打ち合わせをします。打ち合わせには、以下のような内容があります。

●区役所などの手続きの案内、必要事項の確認

●喪主の決定

●お葬式の日程と場所の選定

●葬儀プランと費用の決定

●宗教者の手配の有無

●祭壇や棺、骨壺の決定

●料理、返礼品の決定など

3-4.納棺、出棺

棺にお花や生前の思い出の品などを入れ、故人様と最後のお別れをします。納棺が終ると、火葬場へ出棺です。納棺から出棺までは1時間程度となっています。

3-5.火葬

火葬場へ移動し、火葬を執り行います。僧侶を呼ぶ場合は、火葬の前に読経があります。火葬が終わるまでの時間は1時間程度です。遺族や親族は、待合室などで待機します。

3-6.骨上げ

遺骨を骨壷に納める儀式が骨上げです。喪主から遺族の順に、二人一組でお骨を骨壷に納めます。尚、骨壺は「四十九日の法要」が終わるまで自宅で保管します。

3-7.葬儀社への支払い

葬儀社への支払いは、後払いであることがほとんどです。クレジットカードや現金、銀行振込などの方法で支払いを行います。

横浜市の火葬式・直葬には、戸塚斎場、北部斎場、南部斎場、久保山斎場の4つの公営斎場がおすすめです。4つの公営斎場は葬儀から火葬までを同一施設で行えるのが大きな魅力です。小規模な葬儀から大規模な葬儀までさまざまな葬儀に利用され、横浜市内でも人気の高い葬儀場となっています。

4-1.公営斎場の施設概要

公営斎場は、民営斎場に比べて利用料金が安いのが特徴です。公営斎場の予約は葬儀社が全ての手配をするのが一般的です。しかし、葬儀社によっては、公営斎場を利用していない葬儀社もあります。まずは葬儀社に公営斎場を利用できるかどうか確認する必要があります。

横浜市の4つの公営斎場の詳細

（市営斎場のご案内｜横浜市より筆者作成）

4-2.利用料金

横浜市の火葬場は、横浜市民が10歳以上で12,000円と一律の料金設定となっています。葬祭ホールは施設毎に異なる料金が設定されています。尚、横浜市民の料金が適用されるのは、故人が横浜市在中であった場合です。喪主が横浜市民であっても、故人が横浜市民でなければ市内の料金は適用されません。混同しないよう、注意が必要です。

火葬場の利用料金

（火葬料金・休憩室使用料金｜横浜市より筆者作成）

葬祭ホールの利用料金

（市営斎場のご案内｜横浜市より筆者作成）

葬儀社によって火葬式・直葬の費用や葬儀内容は大きく異なるため、葬儀社選びも非常に重要になります。ここからは、横浜市の火葬式・直葬の葬儀社選びのポイントを詳しく見て行きましょう。

5-1.火葬式・直葬の実績が豊富にある

横浜市の火葬式・直葬の葬儀実績が豊富にある葬儀社を選びましょう。葬儀実績が豊富な葬儀社は地域の人に信頼され、地域に根付いた葬儀社といえます。

最近は、全国対応や一都三県対応の葬儀社も増えてきました。しかし、葬儀は地域のしきたりや葬儀事情を知らないと難しいことも多くあります。これらの葬儀社に依頼することでトラブルに発展するケースもありますので、くれぐれも注意が必要です。

5-2.口コミを参考にする

葬儀社の口コミを参考にするとよいでしょう。最近では、インターネットなどに葬儀社の口コミが多く記載されるようになりました。口コミには、そこでしか知ることのできない利用者のリアルな声が掲載されることも多くあります。横浜市の火葬式・直葬に関する葬儀社の口コミと、実際に葬儀社を訪問してみた感想の両方を参考にしながら、優秀な葬儀社を選んでいきましょう。

横浜市の火葬式・直葬の葬儀費用は、選ぶ葬儀場や葬儀社などによっても大きく変わります。そして、横浜市の火葬式・直葬には、戸塚斎場、北部斎場、南部斎場、久保山斎場の4つの公営斎場がおすすめです。

横浜市の葬儀には、地域密着型の弊社をご利用ください。弊社は、業界最安値の葬儀を提供し、地域に根付いた葬儀社です。地域の方からの信頼も厚く、実績も豊富にあります。地域の葬儀事情をよく理解していますので、安心して葬儀を任せることが可能です。

弊社では、電話相談、メール相談、対面相談などによる事前相談も承っております。まずは、お気軽に弊社へご相談ください。

※本記事と併せてお読みいただきたい記事はこちら！

・【2021年最新版】横浜市は直葬（火葬式）という葬儀形態が増えています。その直葬（火葬式）の流れや、費用などを解説

・横浜市での火葬式、直葬のメリットや費用！ 葬儀の流れを徹底解説

・横浜市の直葬で知っておくべきこと！メリットやデメリット、マナーなどを解説

㈱花葬は、現代表の大屋徹朗（※平成21年9月30日に「葬祭ディレクター1級」を取得）が、大手葬儀社の営業時代に感じた『もっと低価格でご遺族の気持ちに寄り添ったご葬儀サービスを提供したい』との思いから、2017年に川崎市中原区で創業した葬儀社です。2021年10月で創業5年目を迎えますが、2021年5月末現在、横浜市・川崎市で既に1.500件以上の葬儀提供実績があり、おかげ様で多数のメディアでも取り上げられております。

現在、川崎フロンターレと川崎ブレイブサンダースの公式スポンサーを務めており、両者と地域貢献活動でも連携を取っております。その取り組みが評価され、2020年、2021年に社会貢献が川崎市より評価され、表彰を受けました。また、2021年より「SDG.S　川崎市ゴールドパートナー」としても認定されています。

弊社では、可能な限りお客様のご要望を叶えるための柔軟な葬儀プランと併せて、川崎市の公営斎場（かわさき南部斎苑、かわさき北部斎苑）と横浜市の公営斎場（横浜市戸塚斎場、横浜市久保山霊堂、横浜市南部斎場、浜市北部斎場）を利用することで、出来るだけ葬儀費用を安くするご提案を実施しております。

お陰様で、弊社はご利用いただいた皆様からの評価が非常に高く、「ご紹介」や「リピート」でのご依頼が半数を占めます。これからも『ご遺族の気持ちに寄り添ったご葬儀サービス』をモットーに、高品質な葬儀サービスのご提供に努めて参ります。

運営会社：株式会社花葬

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